韓国は日本から近くとても人気の観光地となっていますが、思いがけず体調を崩してしまったり、事故などのトラブルに巻き込まれることもあるかもしれません。
今回はそのような時の対処法や、韓国旅行時の海外旅行保険についてお伝えします。
急に体調が悪くなった場合や事故に巻き込まれた場合
消防・救急は119番
急な発作で倒れてしまった場合や事故に巻き込まれケガをしてしまった場合など、緊急事態で救急車が必要な時には日本と同じ番号の119番で消防・救急に繋がります。韓国では同時通訳サービスがあるため、電話口でジャパニーズプリーズと伝えると、日本語通訳者を通して消防隊員・救急隊員と話をすることができます。この同時通訳サービスは365日24時間無料で利用可能です。病院への搬送が必要だと判断された場合には救急車が駆けつけてくれます。
警察は112番
トラブルに巻き込まれ緊急時の場合には112番で警察に通報をしましょう。警察へも消防・救急と同様に日本語通訳サービスがあるためジャパニーズプリーズと伝えることで、通訳者を通して警察官と話をすることができます。
韓国旅行に海外旅行保険は必要?
韓国旅行時には海外旅行保険に加入することをオススメします。普段病気をしないから自分は保険に加入しなくても大丈夫と思う方もいるかもしれません。しかし、日本とは違う環境で過ごしていると気づかないうちに疲労が蓄積して免疫が下がったり、体調を崩してしまうということも少なくありません。また思いがけず大きなトラブルに遭遇することもあり得ます。実際に旅行先で突然、脳梗塞を発症し緊急手術・緊急入院が必要になったという例もあります。その場合には数百万円の高額な医療費がかかってしまうこともあります。何が起こるかは本当に分からないので、保険には加入しておくことをオススメします。
海外旅行保険の加入方法
海外旅行保険の加入方法はいくつかあります。
1、オンラインで申し込む
保険会社の多くは各社の公式サイトからオンラインで申し込めるようになっています。保険会社によりプランが様々あるので気になる保険会社のプランをいくつか比較して、ご自身に合うプランを探してみてください。
2、旅行代理店で申し込む
旅行代理店によっては海外旅行保険への申し込みができる場合があるので、旅行代理店でスタッフの方と相談しながら適切なプランを選ぶことができます。
3、出発前の空港で加入する
空港には海外旅行保険のカウンターが設置されていることがあるので、出発前に保険に加入することができます。しかし出発前のため、あまり時間をかけてプランの比較ができなかったり、事前申し込みより保険料が高くなってしまう場合もあるので注意が必要です。
クレジットカード付帯の海外旅行保険を利用する
クレジットカードによっては海外旅行保険がついている場合があります。ここで確認すべき大事な点は①傷害・疾病治療費用について②自動付帯・利用付帯についてです。
①傷害・疾病治療費用
海外旅行で1番使うのが傷害・疾病治療費用の項目になるので、ここの金額を確認しておきましょう。
②自動付帯・利用付帯
クレジットカードの保険には自動付帯と利用付帯の2種類あり、自動付帯の場合は保険の開始手続きが不要で海外に行くだけで保険が適用されます。一方の利用付帯ではクレジットカードで支払いをすることで保険が適用されます。例えば公共交通機関やパッケージツアー代金などをクレジットカードで支払いをすることで保険が適用になります。
クレジットカードにより、それぞれ補償内容や補償外の内容、補償金額、対象などが異なるので、クレジットカードの利用規約、公式サイトなどで確認してください。
★注意点★
クレジットカード1枚のみの海外旅行保険では補償が足りない場合があります。複数枚のクレジットカードの海外旅行保険を利用して補償額を合算したり、民間の海外旅行保険に併せて加入するなどの方法をオススメします。
まとめ
何事もなく韓国旅行を終えられるのが1番ですが、もしも体調を崩してしまったりトラブルに遭遇した際、適切に対処できるよう救急の連絡先を控えておいたり、事前に保険に加入するなどの備えをしておきましょう。
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